カラオケでの歌が上達する練習方法を基礎から応用まで徹底解説!

カラオケを上達させるためには、カラオケアプリを使ったり店舗に行ったりして特訓するのが良いでしょう。しかし、カラオケに行ってもどのように練習したらいいのか迷ってしまう人もいるでしょう。本記事では、カラオケでの歌が上達するレッスン方法を基礎から応用編までを徹底解説します。自分の得意・不得意を整理して何度も練習することで、カラオケを楽しめるようになるでしょう。悩み別の上達方法も解説しています。

歌を歌う際の発声の基礎

カラオケを上手に歌うときに欠かせないのが「発声」です。まずは歌うときに大切な発声の基礎を解説します。

1.声がどうやって出るのかを知る

まずは「どうやって声が出るのか」発声の仕組みを理解しましょう。私たち人間は、のどの奥にある声帯を使って空気で震えるため声がでます。また、この声を出す動作のためには、脳の運動性言語中枢と呼ばれる部分でも声帯をコントロールしているのです。

この声が出る仕組みにプラスして、唇や舌の形や動き、鼻やあごの開き方によって声色を変えたり音程を変えたりすることができています。

2.声が出やすい姿勢をとる

次に大切なのが、声を出しやすい姿勢をとることです。歌うときに力が入っていると喉がキュッとなって声が出にくくなってしまったり、ロングトーンがでにくくなったりします。まずは余計な力を抜いて、以下のステップで声が出やすい姿勢を取りましょう。

  1. 背筋を伸ばす

  2. 脚を肩幅に広げる

  3. 腕の力を抜いて、腕と脇に適度なすき間をつくる

  4. 少しだけ前に重心を欠け、下半身を安定させる

  5. あごをひいて、視線を上に向ける

上記を参考に、下半身が安定して声を出しやすい姿勢を作ってみましょう。

3.呼吸方法

正しい発声のためには呼吸方法も意識しましょう。歌うときの呼吸法の基本は腹式呼吸です。腹式呼吸とは、息を吐くときにお腹をへこませながら吐いて、息を吸うときにお腹を膨らませる方法です。

腹式呼吸を使うことでお腹からしっかりと声を出すことができるでしょう。すると声量が上がり歌声に迫力や抑揚がでます。横隔膜を動かすため、歌声に安定感が増して、喉を痛めにくくなるでしょう。

カラオケですぐに始められる基本的な練習方法

カラオケを上達するには実践あるのみ!ここからはカラオケですぐにはじめられる基本的な練習方法を紹介します。

1.原曲を何度も聴く

まずは、カラオケで上手く歌いたい曲を何度も聴くことからはじめましょう。人気曲、話題曲、定番曲など、自分が歌ってみたいと思った曲を1つに絞ります。

はじめのうちは、できるだけ、簡単で歌いやすい難易度が低い曲を選ぶと練習しやすいでしょう。メロディーが覚えやすく音域が狭い曲を選ぶと、歌が苦手な人でも無理なく音程をとることができます。

曲が決まったらとにかく何度も繰り返し聴きます。テンポや音程を頭の中に入れて、口ずさめるようになるまで聴き込んでください。

2.歌詞を覚える

次にカラオケで歌詞を見ないで歌えるように、歌詞を覚えましょう。歌詞を覚えると自然とメロディーやリズムも覚えられます。歌詞が曖昧だと歌に自信のなさが表れてしまうため、サビなど覚えやすい部分から暗記してみてください。

一気にフルコーラスを覚えようとするのではなく、サビ、Aメロ、Bメロのように部分的に覚えていくと効率が良いです。歌詞を頭に入れておけば、感情を込めて歌えるようになるためより上手に聴こえるようになるでしょう。

3.マネして歌う

歌詞とリズムを覚えたら、次はマネして歌ってみましょう。カラオケの音源に合わせて、その曲を歌っているアーティストになりきります。何度も聴いた歌は知らず知らずのうちに、そのアーティストの特徴が出ているものです。

歌い方やトーン、抑揚のつけ方、アーティストのクセ、息継ぎ、間の取り方などアーティストの歌い方と同じように歌ってみることで、より本人に近づくことができるだけでなく、カラオケでも高得点を狙いやすくなるでしょう。

4.ハイトーンを練習する

歌が苦手な人や初めて歌う曲でつまずきやすいのが、曲の高音部分です。高音域をきれいに歌うためには、まずは自分の音域に収まっているかを確認します。自分の音域から大幅に外れている曲であれば、高音部分を歌いこなすのは至難の技です。

自分の音域にあっている曲を選びなおすとともに、裏声を使って高音を出す練習をしましょう。きれいな高音域を出すには、まずは鼻歌で練習します。慣れてきたら、喉を締め付けずに、喉ぼとけを下の方に引っ張る感覚で歌うと無理なく高音を出せるようになるでしょう。

5.歌い方に強弱をつける

サビや歌詞ごとに強弱をつけると歌に抑揚が生まれ上手に歌えるようになります。歌詞を覚えてリズムに合わせて歌うだけでは淡々とした機械的な歌に聴こえてしまうでしょう。

それぞれの曲の歌詞には意味があるため、歌詞に合わせて抑揚をつけることで、より曲に気持ちを載せることができ聴く人を魅了します。抑揚も大小さまざまな変化をつけると、さらに上手に聴こえるため、ポイントごとに抑揚で変化をつけてみましょう。

6.自分の歌声を録音する

ある程度歌えるようになったら、自分の歌声を録音してみましょう。はじめのうちはリズムや音程よりも「自分ってこんな声だったの?」と自分の声の違いにびっくりしてしまうかもしれませんが、それは、自分の声の聴こえ方と第三者の聴こえ方に差があるためです。

このように自分の声を客観視することで、普段は気付かない歌い方のクセに気が付くでしょう。原曲と比べてみて、どの部分が自分に足りないのかを確認してみてください。

7.苦手な部分を繰り返し練習

録音した自分の歌声を聴いてみて気になる部分があれば、その部分を徹底的に練習しましょう。カラオケが上達するためには、一曲通して練習するよりも、部分部分を練習した方が、効率よく精度を上げることができます。

大切なのは、自分の歌声を録音したものを聴いて、気になるところを何度も練習することです。「聴く」と「歌う」を繰り返しながら苦手な部分を克服しましょう。

▼カラオケが上達するコツはまだまだたくさん!以下の記事もおすすめです。

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《悩み別》カラオケの上達方法

高音・低音が上手く出せない、声量が足りない、息が続かないなど、歌う上での悩みはさまざまです。カラオケをもっと上達させるために悩み別の上達方法を解説します。

1.高音が出せない・出にくい

高音が出せない、あるいは高音が出にくいときは、のどに力が入っているのが原因です。カラオケでは張り切って高音を出そうとしてのどに力が入りがちですが、高音を無理に出そうとしてのどに力を入れるのは逆効果。

高音を出したいのであれば、力を抜いてリラックスしましょう。のどからではなくお腹から声を出すことをイメージして歌うと、のどの通りも良くなり歌いやすくなります。

また、風邪などでのどに炎症があるときも普段より高音が出しにくいため、高音域が続く曲の選曲は避けましょう。

2.低音が出せない・出にくい

低音が出せない、あるいは高音が出にくいときものどに力が入っているか、無理な音域の曲を選んでいるのかもしれません。

低音がでにくいときも、のどから声を出すのではなく、お腹から声を出すイメージでリラックスしてのどの力を抜きます。低い声は高い声に比べてどうしても小声になりやすいため、つい大きな声で歌おうとして力を入れてしまう傾向にあります。声の大きさよりも、まずはリラックスして歌うことを意識してみましょう。

3.声量が足りない

カラオケで声量が足りないのも、歌の上手さに直結します。特にカラオケはマイクの音量が調整できるため、つい機械のボリュームに頼ってしまいがちです。

声量が小さくなってしまう原因は「お腹から声が出ていない」「肺活量が足りない」の2点です。腹式呼吸を意識して、ロングブレスを練習すると、肺活量が増えて声量がアップします。声量が足りないときは、日々の運動で肺を鍛えることで肺活量がアップするため、有酸素運動や発声練習を取り入れてみましょう。

4.息が続かない

息が続かないときも肺活量が足りないのが原因です。ロングトーンの途中で息切れしてしまうときは、ロングブレスを練習してみましょう。

ロングブレスとは、文字通り長い息を吐きながら行う発声練習の方法です。以下の方法でロングブレスを練習してみましょう。

  1. 姿勢を正す

  2. ゆっくり息を吸う

  3. 数秒間、息を止める

  4. 息を長く吐く

  5. リラックスして繰り返す

ロングブレスは10秒程度からはじめ、慣れてきたら徐々に秒数を増やしましょう。

5.早口・ラップが歌えない

最近の話題曲は早口のパートやラップパートも多く登場しています。また転調で曲の雰囲気がガラリと変わる曲もあることから、曲の一部分だけ上手く歌えない人もいるのではないでしょうか?

そんなときこそ、カラオケでの練習がおすすめです。カラオケではテンポを調整できるため、自分のペースで練習できます。ゆっくりからはじめていき、徐々にテンポを上げて練習しましょう。原曲の速さで歌えるようになるまで、何度も練習することが大切です。

カラオケで歌がより上手く歌える・聴こえるコツ

最後にカラオケで歌がより上手く歌えるコツを「歌う前の準備」と「歌っている最中」の2パターンで解説します。

1:歌う前の準備

カラオケを歌う前の準備として意識したいのは以下の3つのポイントです。

  1. ストレッチ

  2. 発声練習

  3. のどを潤す

まずは、声の通りを良くするためにストレッチを行いましょう。特に呼吸に大きく関わる上半身を中心に肩や背中の筋肉をほぐしておきます。上下左右に伸びをする動きがおすすめです。

そして、いきなり歌うのではなく発声練習をしてのどを開きます。のどを温めるために、温かい飲み物を飲むのも良いでしょう。また、のどを潤すことで声の通りも良くなります。唐揚げやポテトなどの軽食もカラオケなど中ののどを潤す食事としてよく知られています。

2:歌っている最中

歌っている最中に意識したいのは以下の3つのポイントです。

  1. 選曲を自分のキーに合わせる

  2. マイクの持ち方を意識する

  3. 身体でリズムをとる

歌いたい曲が自分の音域にあっていないときは、キーを調整すると歌いやすくなります。AメロやBメロは歌いやすくてもサビの高音で苦労するときなどにおすすめです。

そして歌うときはマイクの持ち方も意識します。斜め下45度にマイクを構えると、マイクが声を拾いやすくなり、カラオケが上手に聴こえます。

そしてリズムに不安があるときは、身体でリズムをとると安定します。曲に合わせてマイクと反対の手でリズムをとったり、身体を左右に揺らしたりして、リズムに乗ることを意識してみましょう。

カラオケを楽しむならコート・ダジュール

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まとめ

カラオケを上達させるためには、いくつかのテクニックが必要です。音程やリズム、発声方法に加えて、曲を完コピするために何度も繰り返し聴いて、苦手なところを練習してみましょう。気兼ねなくカラオケの練習をするなら、コート・ダジュールの利用がおすすめです。最新設備の機材を使って、快適な空間で周りを気にせずに歌えますよ。一人カラオケにも対応しているので、ぜひこの機会に利用してみてはいかがでしょうか。